ビーキッズレポート
お待たせいたしました。ビーキッズレポート(その2)で紹介した作文教室の生徒さんが書いた作文をご紹介したいと思います。
今回のトピックは「火星にハビタット(居住区)をつくる」でした。
【講師評価】「火星の人々が笑顔で幸せそうだったので火星におりてきたのです」という一文が心に響きました。
また、火星には空気と水がないこと、食料を生産するために空気と水が必要だという、自身の知識を物語に含めることができています。
もう少し人々の生活の様子や地球の様子を描いてみてもよいかもしれません。
【講師評価】年数や人数など、具体的な数字を出すことで、物語が現実味を帯びています。
また、語彙力が豊富で「耳を疑う」などの慣用句を使うところ、「めばえ」「はんしょく」といった、主語に合うように動詞を選択できているところが素晴らしいです。
なぜ地球が爆発することになったのか、なぜ火星が地球とよばれるようになったのか、そのあたりを掘り下げるともっと物語に深みがでると思います。
【講師評価】りこ星とオレンジ星と地球人が仲良く遊ぶ、楽しいお話かと思いきや……最後のどんでん返しの衝撃は一番でした。
自分なりの世界観や想像力を大切にしているところも素敵です。自分の名前の星があったら……と思うとロマンがありますね。
「宇宙人」「りこ人」「地球人」の違いをもっと説明できると面白いですね。
【講師評価】今回一番の大作を書いてくれました。伏線をたてて、最後にまとめ上げるだけの文章力が素晴らしいです。
時間の経過、生活の様子をくわしく書くことで、読んでいる人がのめりこめる物語になっていると思います。
「」(かぎかっこ)の会話の前後をもう少しすっきりさせると、もっと読みやすくなると思います。
まだ続きを考えているとのこと、楽しみです。
次の作文教室は4月19日です。楽しみにしています!